埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1357
■ 種類 国際学会プロシーディング
■ タイトル
Diurnal variation of chlorinated polycyclic aromatic hydrocarbons in urban air, Japan
■ 著者   Takeshi Ohura  名城大学
  Mitsuhiro Kojima  静岡県立大学大学院
  Yuichi Horii  埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2011
■ 誌名・巻・号・年 Proceedings of 23rd International Symposium on Polycyclic Aromatic Compounds (ISPAC 23), 127, 2011
■ 抄録・要旨 本研究では、内分泌かく乱作用、環境残留性の懸念される塩素化多環芳香族炭化水素(PAHs)について、2009年12月に静岡市で3日間に渡り、3時間毎に採取した高時間分解試料を分析した。さらに大気粒子中の無機イオン成分も測定し、大気中塩素化PAHsの変質因子としての効果について検討した。大気ガス状及び粒子状塩素化PAHsの濃度は、それぞれ47〜250pg/m3、及び21〜94pg/m3であった。日内の塩素化PAHs濃度の変動は、昼間より夜間に若干高い傾向がみられた。大気粒子状PAHsの損失には太陽光による光分解が大きく寄与していることから、大気中の塩素化PAHsもPAHs同様の損失過程を経ていることが推測された。
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